20数年前、信号無視の10t車にはねられ搬送先病院から250㎞離れた実家に「今すぐ来い」と電話がかかってくる程度のバイク事故を経験。
愛車と内臓二つを失い大腿骨は粉々になったが、数年掛かりで普通の生活ができる程回復し2017年にバイク復帰。 復帰後は二度と事故は起こさない自信があったが…

昨年冬、塩カルで滑り谷に転落。体は軽傷だったがバイクは廃車に。
三度目は無いと運転技術向上を目的に二輪安全競技会の練習会に参加。 そこで教官に言われた言葉を忘れない。

「公道において安全運転に必要なのは技術ではなく気持ち、自制心ですよ」

運転技術向上を否定するものではありませんが、公道は何が起きても不思議でないので、運転技術を上げるとともに自分を過信せず落ち着いた運転ができるようになりたいです。

20数年前の事故は、峠を卒業してレース参戦に向けて車の教習所通いをしている最中のことでした。 当時の自分は大げさではなく生きる=バイクだったので、命と引き換えに生きる意味を失ってしまい何年か精神的に不安定な状態になりました。 そんな事があり復帰したので今の幸せな毎日が続いてほしいと思っています。

思い切り発散させるのは専用のフィールドで、山や街中は皆が自制心を持って安全第一で走れば悲しい事故は少なくなるでしょうね。 若者たちに自分のような経験をしてほしくないです。